IT導入補助金、活用するには?
近頃、よく「IT導入補助金」というワードを目にしませんか?知っていて損はないこの制度について、今日は解説していきます。(今回記載する内容は、2021年11月現在の情報を元に掲載しており、制度の変更等について反映されていない可能性があります。)
IT導入補助金2021 について
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者を対象として、自社の課題解決やニーズに合ったITツールを導入する費用の一部に補助が適用される制度です。
ITツールとは、業務効率化のため新たに導入されるソフトウェア製品やクラウドサービスなどを指します。導入されるITツールは事前に認定されているものに限ります。
補助対象者:中小企業・小規模事業者等(飲食、宿泊、卸・小売、運輸、医療、介護、保育等のサービス業の他、製造業や建設業等も対象)
補助対象製品:ソフトウェア費、導入関連費等(繰り返しますが、ITツールは補助金対象認定されている対象製品に限定されるのでご注意ください)
対象となる製品や補助金の詳細、手続きについては、「IT導入補助金2021」のサイトで随時ご確認ください。
ITツールを使うと、どんなことができる?
せっかくなので、便利なITツールを使ってみましょう!今回は、リックソフトが取扱いをしている2つのITツールの例をご紹介します。
その1. Jira Work Managementで部内のタスク管理や状況の見える化
例えば、チーム内で業務の進捗状況が分かりづらく、進捗報告のための会議を開くなど手間がかかっている…といった課題や、業務過多によるパンク状態が続いている…などの課題を抱えている方も多いのではないでしょうか。
そのようなチームにおいては、Jira Work Managementのようなタスクの管理ができるクラウドツールがおすすめです。
その2. Confluenceで情報共有や情報資産の蓄積
社内の情報共有やドキュメント管理に活用できるツールで、いわゆる”社内Wikiツール”と呼ばれるツールです。分からないことがあると、まずはConfluence内を検索することで先人たちがしたためてくれた情報で解決できたりします。
また手順書や議事録、企画書の作成や共有などといった活用方法もあり、テレワークにも役立ちますよ。実際にリックソフトも完全テレワーク体制になり1年半以上が経ちますが、全社員Confluenceを活用して仕事をしています。
さらなる活用術として、上記のJira Work Managementと連携することで、タスク管理とそれに付随して発生するドキュメント管理を同時に実現することも可能です。
IT導入補助金対象のソフトウェア(2021年11月現在)
上記でご紹介したツールのように、リックソフトが取扱いをさせていただいているいくつかのツールにおいてもIT導入補助金の対象となっています。
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このような制度が充実することでITツール導入の敷居が低くなり、より多くの方々に便利なITツールをお使いいただけるようになっていくことは嬉しいですね。
話が少し脱線してしまいますが、ITツールの導入に関し気を付けていただきたい点として、ITツールの効果を最大に発揮させるためには、導入前にしっかりと課題の棚卸しやどのようにユーザーに使ってもらえるツールにしていくかなど計画をしていくことも重要です。
そのため、単なる導入だけでなく、蓄積したノウハウの提供、サポートや研修サービスといった安心のサービスが受けられるかも同時にチェックしておくのも良いでしょう。またその辺りの情報も発信していけたらと思います。
IT導入補助金制度は活用しないと損!ですので、要件に当てはまりそうであれば、ぜひ詳しく調べてみてくださいね。
引き続き、中小企業のDX実現に関する情報も発信していきます。